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起業は自分探しの旅

こんにちは。ドイツのミュンヘンで、一昨年は解雇と転職、昨年は解雇と失業を経験したワーキングマザーのゲッベルみどりと申します。

このたび、世界の子育て研究所さんのサイトでコラムを連載させて頂くことになりました。

私の山あり谷ありの体験談を交えながら、ドイツで働くワーキングマザーの生情報をお届けしたいと思います。みなさま、応援よろしくお願いします♪ 

まずは簡単に自己紹介。

大阪府出身で現在41歳。2つ年上のドイツ人の夫と、今年8歳になる娘がいます。
ドイツに行ったきっかけは、ペンフレンドだったドイツ人の夫と結婚するため。

日本で4年、ドイツで17年、会社員生活を送り、現在は失業を経験してフリーでビジネスコーディネート兼ゲームのテストのサービスを行っています

失業するまでの10年間、ドイツのゲームソフト会社3社でマネージメントアシスタント兼QAマネジャーとして、ドイツ人の上司や同僚や部下と毎日戦いながら働いてきました。

失業したとき、転職ではなくて、どうして起業しようと思ったかというと、転職活動が成功しなかったのもありますが、自分がやりたい仕事は転職先にあるのではなくて、ホームオフィスにあるのではないかと考えたためです

娘が一歳になったときに育児休暇から復帰しましたので、ワーキングマザー暦は6年半になります。タイムマネージメントがいつまでたってもうまくこなせているようでこなせていない私にとって、「仕事と子育ての両立」は、永遠のテーマでもあります。

さて、ドイツの労働市場の現状はと言いますと、今年の1月初旬に発表された2009年12月のドイツの失業者数は342万人で、6ヶ月連続で減少し、景気低迷の最悪期を脱したと期待されています。

これを受けて、2010年の失業者数の見通しも、410万人から約370万人に修正されました。しかし、昨年多くのドイツ企業は、期限が限定されている「短縮労働(クルツアルバイト)」制度を利用して、社員の解雇を避けてきましたので、今年は社員を解雇する企業が増えるのではないかとアナリストは懸念しています。

「短縮労働」とは、企業が人件費の削減に追い込まれたときに、解雇はせずに勤務時間と給与を減らし、会社の業績が回復したら勤務体制を元に戻す制度のことです。

失業保険と同じように短縮労働にも保険があるため、企業側も給与払いの一部を負担してもらえるメリットがあります。

やむをえない一時的な仕事不足による解雇の防止が狙いであり、社員の最低限の生活を保障し、企業体力の回復のためにこうした方法が欧州先進国には存在します。

実際、私のドイツ人の友人知人の中にも、この「短縮労働」の条件で仕事をしている人たちが数人います。例えば、月に3回仕事を休んだり、週に1回仕事に行ったりしています。

 私が最後に勤めた会社でも、解雇を受ける3ヶ月前から週15時間に労働時間が減らされました。

しかし、私の場合、この短縮労働ではなかったので、本当に週15時間働いた分のお給料しかもらえませんでした。別に私がワーキングマザーだからというわけではなくて、会社の経営状態を見越しての社長の決断だったのだと思います。

昨年の10月末に解雇され、12月初めに起業したため、私は一ヶ月だけ失業者になりました。

フルタイムでバリバリ働いていたのに週15時間労働になったときの空しさ、失業者になって感じた無力感、起業を決断するまでの不安な気持ち、起業してからも考えることが多すぎて空回りしてあせる自分...。

起業してまだ2ヶ月も経っていないのに、もう数ヶ月も過ぎたくらいの時間の重みを感じています。

それは、きっと、毎日が濃縮野菜ジュースのように甘みがあったり辛みがあったり、苦みがあったり酸っぱみがあったりして、いろんな気持ちがブレンドされているからなんだと思います。そして、一日の充実度が会社員時代と比較すると倍くらい違います。

朝起きて、毎日何がしたいのか、何をするべきなのかを真剣に考えて生きているからかもしれません。

起業をしてみて気づいた自分自身のこと、家族のこと、人生のこと...。

真正面から自分と向き合い、何ができて、何ができないのか、何がしたくて、何がしたくないのかも見つめ直してみました。そして、わかったことは、「起業は自分探しの旅」ということだったのです。

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プロフィール

ゲッべルみどり

ゲッべルみどり

ペンパルで知り合い、遠距離恋愛を続けていた、ドイツ人の夫との結婚を機に1993年に渡独。

ドイツ語を猛特訓しながら、現地で就職活動を行い、最初にアルバイト・パートとして5年間ジェトロに就職。
その後12年間ドイツ企業3社で会社員として勤務。2004年からは、中間管理職として、ドイツ人の上司や同僚、部下と悪戦苦闘しながら働く。

転職、昇進、育児休業、復帰、解雇、失業など、さまざまな経験を経て、2009年に独立。
現在は、フリーランスで、ビジネスコーディネート兼ゲームのテストサービスを行っている。
2歳年上の夫、7歳の長女とミュンヘンにて3人暮らし。

 ・ブログ
中途半端でも大丈夫 ~ドイツで働くワーキングマザーの仕事人生論~ 
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