最新ハワイ出産事情
Chapter3

体験者インタビュー ママ編

(Tさん/東京都在住/第1子、第2子ともにハワイにて出産)

ハワイ出産を考えたきっかけはなんですか?

主人から勧められたのがきっかけです。子どものアメリカ国籍取得や教育、夫婦で将来海外に住みたいという夢のためにも、主人はハワイ出産を強く希望していたようでした。私自身は、初めは不安で「とんでもない!」というのが正直な気持ちでした。しかし、主人がその不安材料をひとつひとつ解決し、取り除いてくれたので、決心がつきました。

出発前はどんなことが不安は何でしたか?

出産そのものが初めてだったので、出産や育児に関する不安もありましたし、ハワイの医療水準についても不安がありました。また、長期滞在ですので、日本とは違う環境で、母子ともに安全な産後の生活を送ることができるかという点も、不安でした。 実は、姉が(日本で)出産した際、医療トラブルがあったのを見ていたので、病院選びには慎重になっていました。しかし、ホノルルの病院の医療水準の高さや、アメリカは「訴訟」の国だから医療ミスが少ないということが分かり、ハワイでの出産を決心しました。

実際にハワイで出産を経験され、その不安は解消されましたか?

「ハワイ出産」を決めてすぐに、日本で健診してもらう医師は、アメリカの医師免許もお持ちの先生を紹介してもらい、ハワイ出産についても相談しました。また、現地で担当してもらう産婦人科の医師は、日本語がしっかり話せて、女性で、出産経験のある方を探しました。現地の医師は、とても腕のよい医師で、ものすごく細かく、こちらが納得するまで説明してくれるので、非常に安心でした。

滞在中の快適さに関しては、サポーターと、滞在する宿泊場所次第だという印象です。滞在先も、コインランドリーが同じ階にないと、洗濯したり取り込んだりする度に、何度も行ったり来たりすることになってものすごく大変。隣人関係も、ストレスになる原因なので、あらかじめ、現地の正確な情報を元に、慎重に探したほうがよいと思います。

滞在中はどんな過ごし方をされましたか?

滞在中は、ずっと主人が付き添ってくれていたので、一緒にビーチでのんびり過ごしたり、ベビー用品を買いにショッピングしたりしながら過ごしました。日本で買うと6万円ほどもする高価なベビーカーが、ハワイだと1万円ちょっとの値段で買えたりするのがうれしくて、あちこち見て回りました(笑)。食事に関しては、費用を抑えるためと、健康のために、ほとんど自炊をしていました。週末に大型スーパーに行き、1~2週間分の食料を買い込むなど工夫していました。

サポートはどなたにお願いしましたか?

基本的に滞在中は主人が付き添ってくれました。ただ、2回目の時は、上の子どもが少しかわいそうでした。現地の友人の家族と遊んだりもしたのですが、主人も忙しいときなどは、遊びに連れて行ってあげられないこともあったので、少しストレスがたまってしまったかもしれないなと思い、コンドの部屋にケーブルテレビを引いてNHKの日本語放送を見せたりもしました。

また、私の経験上、現地の知り合いにはあまり期待しない方がよいと思いました。知り合いがいるから大丈夫、と思っていると、結果、いざという時に忙しくて対応してもらえなかったり、やはり専門家ではないので、頼りにならないことも多いのです。出産後の申請書類や手続きに関しても、正確な情報がとても大事です。海外は法律もよく変わり、その分野に詳しい方の方が断然頼りになります。

滞在中、印象的なエピソードはありますか?

上の子供を出産した際、子供が結膜炎になってしまったり、私自身も、授乳が慣れず、乳腺炎になってしまったり、じんましんができたりと、いろいろなトラブルがありました。一人目のときはその度に慌てて、かなり苦労しましたが、その度に、サポーターの方がすぐに評判の病院を探してくれたりして、とても助かりました。

ハワイ出産を選んでよかったこと、反省点があれば教えてください。

子供の将来に選択肢が増えたことがなによりもよかったと思っています。息子は今小学生ですが、加熱する中学受験熱にしばられなくてもよいのも、親としてホッとしている点ですね。

反省点といえば、ハワイでは、出産後すぐに退院となり、日本の病院のように、産後のケアを細かく指導をしてくれるわけではないので、出産や育児に関してはある程度自分で知識を身につけていったほうがよいと思います。病院でもマタニティ・クラスはありますが、すべて英語のみなので日本人の人はほとんど参加していないと思います。上の子供のときは、育児に慣れるまで少々苦労しました。信頼できるコンサルタントや現地サポーターを依頼することは、安全で充実した滞在期間を過ごすためにとても大事です。

Tさんの出産データ

出産経験 長男と長女をハワイで出産。
滞在期間 約3カ月
サポート体制 夫が一緒に滞在。
費用総額 約350万円(渡航費はマイレージを利用。滞在先は、知り合いのコンドミニアムを安く借りるなど工夫した)
  • 出産目前。ビーチでのんびりリラックスタイム

  • 病院の待合スペース。病院とは思えない広々とした空間

  • 陣痛が始まり、いよいよ入院。部屋は個室で広く、ベッドはこのまま分娩台になる。

  • 無事出産。コンドミニアムのベランダでのんびりティータイム。暖かく、暑すぎず、新生児のお世話も比較的しやすい気候がありがたい

  • 出産前に現地で購入したベビーカーでおでかけ。心地よい海風に吹かれてぐっすりお昼寝。

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